今回の記事はまとめると長くなってしまうので、皆さんがサクサクと量的に無理なく読んでいけるように分割していきたいと思います。流れとしては以下のような感じになります。
①皆さんの常識から考えられる疑問を提示する(今回の記事のメインポイント)
②当時の歴史的背景を提示する
③そのような背景のもとガリレイらがどのような考えをしたのか提示する
①皆さんの常識から考えられる疑問
ものは支えるものがなければ落ちます。これは地球に生まれた我々の誰もが日常的に実感することです。そして、一般常識として「地球が回転したり、太陽の周りを回っていること」を皆さんご存知でしょう。そこで簡単な計算を用いて地球がどれくらいの速さで回っているのか見積もってみましょう。
仮定される知識:地球は一周40000kmである。
上のことを一旦そうなんだと受け入れていただき、以下の手順をとって計算してみます。
- 地球は1日に1回転する
- つまり、24時間で360度回転する
- (赤道では)24時間で40000kmほど回る
- 1時間では約1667km(=1667000 m)ほど動く
- 1秒では約463 m動く
ということになります。これを身近な例でとって考えますと、
なんとなく、いかに地球が恐ろしい速さで動いているということが実感できるでしょう。ここから次のようなことも考えられてしまうのではないでしょうか。
ジャンプしたら、ワープするように別の地点に飛び移れるのではないか?
でも日常的にどう考えてもこれが叶わないことは誰にでも明白です。誰かがジャンプした途端にどこかに飛ばされてしまったらたまったもんじゃないですね。
かといって、どうして上のワープができないのか・・・などと考え始めるととても難しいことだと思わないでしょうか。
このようなことにも説明がつかないですし、まさか地球が回っているなどということは大部分の人たちは考えもしなかったわけです。(①終わり)
内容としては読者に問題を提起した感じなります。不完全燃焼となる方もいるかと思いますが、とても直感的に色々考えを巡らすこともできますし、色々考えていただけたらと思い、一旦ここで記事を切り、次回以降にまた更新して考えを深めていけたらと思います。
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