仙台物理実験塾 PeX

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カテゴリー: イベント

【レポート】2019/11/24(日)第六回異分野交流会:オーロラについて

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異分野交流会とは?

異分野交流会とは、研究者がその専門分野でない人たちに向けて自分の研究内容の面白さをシェアする場所です。お酒や美味しい料理を一緒に楽しみながらなので、皆さんいつもリラックスして聴いていらっしゃいます。お陰様でこの度6回目を迎えることができました。

今回は地球物理学のお話「オーロラ」について

今回は塾長北山と同期の物理学科で、現在地球物理学分野修士2年で活躍するYagi君による講演でした。そこまで専門的な知識がない高校生にも理解ができる内容で作りこんで来てくれたとのことでした!!!

今日の話の流れ

上のスライドからいよいよスタートです!これはノルウェーに研究関連で行った時に取った写真だそうで、右下に映っているのがどうやらYagi君のようです(笑)

オーロラ自体はここまで綺麗に鮮やかに見えているわけではなく、撮影しているカメラをある程度露光することでこの写真が得られるようでした。

人生で一度は見てみたい風景ですね。(そういえば知人と北欧へ旅行として行く話があった気がするけどどうなったかな…)

序盤にオーロラの種類が大きく分けて二つ存在する(discrete aurora & pulsating aurora)ことに触れて、その物理的過程が異なるという話をしてもらいました。

上の写真はその後歴史の解説に入るところです。高校数学の三角比でも似たような問題をやりますね。物体の高さを測るために三角比を用いることができますが、目標のオーロラへの仰角を二箇所を測るに、その二人の観測者の間の距離dが必要になってしまいますから、二人の観測者の連絡が必要となります。そのため、どうやら通信手段が発達して来たことからできるようになった測定方法の模様です。もちろんオーロラは建物と違って動いたりしていますから、瞬間的に通信する方法がなければ測量も難しいわけです。

オーロラの物理的過程の話へ

導入が終わり、オーロラの物理学についての話が進んでいきました。次の動画は、序盤に分類したオーロラのうち、discrete auroraと呼ばれるものの動画をYouTubeから拝借したものです。一般的にオーロラと言われたら誰もが想像するのがこちらですよね。

それに対して、もう一つのpulsating auroraの動画がこちら。

pulsating auroraの方は、一見地味に見えますが、それに反して現在ホットな研究話題であるようですよ。この後、オーロラがどうしてこういう色で見えるのか、おおよそ現在わかっているオーロラの機構について説明をしてもらいました。

それでもまだまだdiscrete aurora含めよくわかっていないオーロラの物理はたくさんあるようでした。上のスライドはその一つ。やはり、まだこういうことが分かってないんだなぁ、ということを聞くと、非常にワクワクしますね!普段塾講師で知っていることばかりを教えることも多いので、未知のことを定期的に聞くのは非常に刺激になります(笑)

次回の異分野交流会

次回の異分野交流会12月末が年末年始期間で人が集められないと思いますので、来年以降にいたします!すでに参加したことのある方も、まだ参加したことのない方も、ぜひお気軽にお声がけください!

講演者(中央)とお二人の参加者の方々、ありがとうございました!

【告知】2019/11/24(日)第六回異分野交流会:オーロラについて

異分野交流会とは?

2019年11月24日に第六回異分野交流会を開催いたします!前回は連続体仮説についてというテーマで数学科の方から講演していただきましたね。
異分野交流会とは、「現役の研究者がその研究をシェアする場」であり、それを「お酒・料理・おつまみ有」でまったり楽しもうよという趣旨のイベントです。

講演内容

「オーロラについて」(地球惑星物理学分野)

オーロラとは、高層大気を構成する原子・分子が、様々な過程により蓄えられたエネルギーを光として放出する現象である。古くより人々の関心を集めていたオーロラ現象は、19世紀後半からは科学的なアプローチによりその性質が研究され始め、20世紀後半以降は観測装置の発展に伴う、より定量的な解析が盛んに行われている。オーロラはその形状や発生機構により様々な名前に分類されるが、特に、その明るさが周期的に変化する脈動オーロラについては、近年の技術発展を応用した研究により多くの謎が解き明かされてきた。その一環としてNASAは、2020年12月に脈動オーロラ中にロケットを打ち上げ、様々な物理量をその場観測することから脈動オーロラを研究するLAMPプロジェクトを計画している。東北大学はLAMPプロジェクトに光学観測装置を提供する予定であり、私はその設計・開発・地上試験を担当している。
本講演では、オーロラの分類やその発生機構に関わる基本的な解説を行い、最終的に脈動オーロラ観測計画であるLAMPプロジェクトについて説明する。オーロラに関係する物理現象について定性的な説明を行うため、専門的な知識は不要である。

参加方法

connpass(https://pex.connpass.com/event/155881/)にて参加申請をするのみです。

  • 参加費:500円
  • 場所:仙台市宮城野区宮城野1-1-3 尾花ビル501

【レポート】2019/8/31(土)第五回異分野交流会:連続体仮説について

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異分野交流会とは?

異分野交流会とは、研究者がその専門分野でない人たちに向けて自分の研究内容の面白さをシェアする場所です。お酒と美味しい料理を一緒に楽しみながらなので、皆さんいつもリラックスして聴いていらっしゃいます。お陰様でこの度5回目を迎えることができました。

今回は数学のお話「連続体仮説」について

お酒飲みながら理解できるかな…(不安)(^^;)

数学基礎論という分野からお話してくださりました。現在東北大学数学科修士課程1年の方です!連続体仮説というものは、「数学的に証明も反証もできないことが証明された」命題であるそうです。ちょびちょびと皆さんご飯・お酒を食べ飲みし始めました。

今日の話の流れ

3部構成でのお話でした。まずは話を理解する上で最低限の数学の知識をフォローアップする第一部。そして「連続体仮説をどう数学的に定式化するか」という第二部。そして「連続体仮説をどのように証明するか」という第三部、でした。

本日の流れ

板書を取り視聴者を導く

板書解説付き!

初めは集合論について、高校前提とは言っても写像などの概念がないことを想定して、解説しながら導いてくださりました。そして私も聞き入って考えているうちに写真を撮ることを忘れてしまっていたわけですが…(汗)いずれにしても、非常に有意義な会でございました。数学基礎論の話は学生時代にもほとんど自分で手をつけたことがなかったもので、お酒に酔いながら聞いていたとはいえ、色々な話題について知ることができました。どうやら講演者の方は話は終わっていないそうで、第2回目として講演してくださるとのことです!(この日はなんと3時間もぶっ続けでお話ししていました!)

司会進行役として勉強しなければならないなぁと思う部分もあり、次回に活かせていけたらと思っています。

次回の異分野交流会

次回の異分野交流会は9月に行う予定ですが、いまは講演者を探しているところです!決まり次第告知をかけたいと思います!

【告知】2019/8/31(土)第五回異分野交流会「連続体仮説について」

異分野交流会とは?

2019年8月31日に第五回異分野交流会を開催いたします!前回は宇宙の玉手箱を紐解く!卒論イントロダクション&オーロラ入門編というテーマでお二人の方から講演していただきましたね。
異分野交流会とは、「現役の研究者がその研究をシェアする場」であり、それを「お酒・料理・おつまみ有」でまったり楽しもうよという趣旨のイベントです。

講演内容

「連続体仮説について」(数学基礎論分野)

連続体仮説は, 実数全体からなる集合の大きさに関する有名な命題である. この問題が有名である理由として, その問いの内容がシンプルであり, かつそれでいて独立命題ことが示されている, つまり証明も反証もできないことが数学的に証明されていることが挙げられる. 歴史的な背景もあり, 連続体仮説やその証明方法は, 筆者が専攻している数学基礎論 (Mathematical Logic) において基本的なトピックのひとつになっている.

本講演ではこの連続体仮説とその証明について概説する. 前提知識として高校数学程度のことは知っていると想定する.  短い時間での発表であるから, 数学的内容を詳細に正確に説明するよりも, 命題や証明の雰囲気を伝えられること目指す.

 

参加方法

connpass(https://pex.connpass.com/event/142181/)にて参加申請をするのみです。

  • 参加費:3,000円(食べ飲み放題)
  • 場所:仙台市宮城野区宮城野1-1-3 尾花ビル501

友達を一人連れてくれると、二人とも「2,000円」です!

【レポート】2019/7/13(土)第四回異分野交流会:地球物理学のお二人から!

異分野交流会再開しました!

2019年7月13日「第四回異分野交流会」を開催いたしました。前回の「第三回異分野交流会」実施から2年ほど経っています。この時は講演者側のボスである先生も乱入されて非常に盛り上がった記憶が今でも新しいです。それ以降は同じ場所での開催が厳しくなってしまいましたので、新しい箱を構えるまではお休みしていました。

会場の雰囲気

日野太陽君の講演中(画質が悪くてすみません)

みんな真剣にお話聞いてますね!参加者は「異分野交流会」という名の通り様々な分野の方が集まっていただきました。途中は司会進行の私も含め、いろいろな人から質問が飛び交って大盛況!

今回の講演テーマは、

  1. 藤岡悠理(東北大学地球惑星物質科学科 4年生)による「宇宙の玉手箱を紐解く!卒論イントロダクション
  2. 日野太陽(元東北大学地球物理学専攻 現職気象庁)による「オーロラ入門編

でありました。藤岡君のお話も日野君のお話も、基本的な部分から最先端のことのお話まで様々なことが学べる・知れる大変充実した発表でございました。

今回不手際で写真もあまり撮れていなくて恐縮ですが、料理は全て手作りで用意したものでなかなか皆様満足されていたようです!やっぱり作りたての料理は美味しいですね!これからも料理は自作で用意いたしますので、そういう意味でも(?)ご期待ください!

次回について

次回は8月末あたりの日曜日を検討しており、数学系のお話になる予定です。またの告知をお楽しみに!最新情報はこちらのHPと、公式Twitter(@sendai_pex)に発信いたしますのでチェックしてくださいね!

今までの参加された方には声をかけると思われます。どうぞよろしくお願いいたします。

【レポート】2017/8/26(土)第三回異分野交流会:量子情報理論への導入!

2017年8月26日(土)、予定通り第三回異分野交流会を開催いたしました。

テーマは「量子情報物理学」。Twitterなどで物理の界隈を見ていると最近ちょこちょこと話題になる物理学の分野です。

今回の参加者は全部で4人。私(北山慎之介)、講演者(M2 素粒子理論研究室)、数学科からの方(B3)、工学材料系の方(M2)といった感じです。

4年生の方にも多少声をかけたのですが、院試直前直後といったところで、今回は時期的に微妙だったようです(汗)

講演内容

  1. 量子力学の解説
  2. 古典情報理論の解説
  3. 量子情報理論(量子テレポーテション・量子鍵暗号)の概説

といった感じでした。特に印象に残っているのは「量子鍵暗号」の話で、鍵を輸送するときに誰かに鍵が奪われる可能性がないかということを、現在進行形で探知できるということでしたね。あとはお酒でまったりしていたので、覚えているような、覚えていないような…といった感じです(笑)

会場の雰囲気

  • 質問を受けて解説中…

  • プロジェクターで基本解説

     

みなさん食べ物・飲み物を自由に取りながらリラックスした様子で聞いておられました。途中、講演者山口さんのボスである堀田先生が会場にいらっしゃり会場でびっくり。(私だけかもしれません…?)

堀田昌寛先生は量子基礎論、量子情報理論や一般相対性理論などを研究分野にしていらっしゃる東北大学の先生です。おそらく東北大学理学部物理学科に進学する方の一部は、堀田先生の授業を受けることもあると思います。(私は量子力学演習でお世話になりました)

堀田先生が時折更新なさるHP(http://mhotta.hatenablog.com)も物理学の面白い話がたくさん書いてありますので要チェックです(内容は物理学を学んでいないと読むのは難しいです)。

今回は量子情報物理学というホットな話題で最先端お酒を飲みながら学術的なお話をざっくばらんに聞けるのはやはりいいですね!次回の開催は未定ですが、またのお楽しみに!!

【告知】2017年8月26日第三回異分野交流会開催

異分野交流会の趣旨などをご存知でない方はこちら「異分野交流会とは」をご覧ください。

 

イベント詳細

  1. 日程:2017年8月26日(土) 19:00-21:00
  2. 講演内容:量子情報理論入門
  3. 講演者:山口幸司(東北大学 大学院理学研究科 物理学専攻 素粒子・宇宙理論グループ)
  4. 場所:仙台市青葉区中央2-10-1 勝山ビルディング4階 仙台物理実験塾PeX(エレベーター降りて右奥)(アクセス詳細はこちら
  5. 参加費:1500円(飲食代・食事代込)
  6. 持ち物:①お酒を飲む方は身分証明書 ②参加費

 

参加方法

以下の方法の中からお好きなものを選んで参加したい旨を伝えてくださいませ。

  • TEL : 080-1326-4299 に電話して参加の旨を伝える。
  • e-mail : door.to.physics@gmail.com にメールをして参加の旨を伝える。
  • Twitter : @sendai_pex に参加の旨を伝える。
  • connpass(後作成)にて参加登録をする。

伝えていただきたい情報は、①氏名 ②お酒を飲むか否か になります。

第二回異分野研究交流会

※画像がみにくい方は以下のPDFファイルを参照ください

(イベント詳細のポスター:2_ibunya

 

 

6月29日に、主に社会人や大学生を対象として「自分とは異なる研究分野の話を聞いてみよう」という趣旨のイベントを開きます。

それも堅苦しくなく、お酒を飲んだり食べ物をつまんだりしながらやりましょうという感じです。

気になったらその場で即質問してもOK!科学的な知識がない初心者の方も大歓迎です。どんどんわからないことや気になったことを聞いてみよう!

参加方法や場所等の情報を以下にまとめておきます。

 

 

  • 発表者:日野太陽(東北大理学部物理学科4年)
  • 発表内容:密度非対称磁気リコネクションのMHDシミュレーション
  • 日程:6月29日(木)19:00-21:00
  • 場所:仙台物理実験塾PeX(仙台市青葉区中央2-10-1 勝山ビルディング4階→上記ポスターの地図参照!)
  • 参加費:1500円(飲食代込)

参加方法(4通りあります)

①https://connpass.com/event/60747/ にて申し込む。

②私の携帯電話に直接連絡する。080-1326-4299です。

③Twitterアカウント @sendai_pexに対してリプライやDMを送る。

④メールアドレスに連絡する。(door.to.physics at gmail.com→atをアットマークに)

 

 

参加者大募集です!お友達と一緒でもいいですし、気軽に参加してみてください!!

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